言い訳ブログです

本当は、
「応援したい!」
「もし悩んでいるなら相談して!」
と伝えたい相手に、
「は?馬鹿にしてるの?」
と捉えられてもおかしくない表現をしてしまったので、
そうじゃないんです、という言い訳がしたくて
久しぶりにブログを書きました。
※Twitter上でネタとして拾っていただいた方に何かを申したい!と意図は全くなく、むしろ拾っていただけて感謝しております!
どんな場面でどんな表現をした?
本日、freeeマジカチmeetup!という、
freeeユーザー士業のオンラインイベントに登壇する機会があり、
そこで、自分がTwitterをどのように使っているかの事例紹介を、淡々と説明調ではなく、例え話も交えながら、おもしろおかしく伝えることで、「何かのきっかけをつかめた!」と思ってもらえたら嬉しいな、という気持ちで準備して臨みました。
10分プレゼンのタイトルは「俺のつぶやき~Twitter~」。
登壇者全員が「私の~」「俺の~」でタイトルを揃えるとおもしろいね!ってことで、僕は「つぶやき」と題しました!
こんな3本立てで、世界の狭かった自分がTwiiterを通じて可能性を広げることができたと実感していること、どのようなことを大事にしてTwitterを使っているかをお伝えしたいと思い構成しました。
軽く自己紹介を入れました!
freeeマジカチmeetup!東京のリーダーをやっていること、(カラダはひとつですが(笑))3つの事業に取り組んでいることをご紹介しました。
まずは、専門家としての自信がない(←マジでいけてない)監査法人勤めの会計士だった自分が、今は自分なりに、人様の役に立ちながら、強みを見つけ、少し自信をつけて生きていけてます!という自分の変化を、Before=「第一形態」から、Now=「第五形態」といった感じで表現してみました。
ここは職業病なのですが(笑)、自分のTwitterの活動を見える化するのが好きで、↑のスライドでは、各月のツイート数・コメント(リプ)数と、平均エンゲージメント(1ツイートあたりの反応してもらえた数)の推移をグラフにしてみました!(笑)
ここで伝えたかったのは、「Twiiterを自分の宣伝用ツールとして使っているというよりは、普段なかなか会えない人たちとのコミュニケーションツールとして使っている」ということと、「軸を持ってコツコツ続ければ見てもらえるようになる」ということでした。
そして、最後は、どんなスタンスでTwitterを使っているかを絵にし、最後の締めに、最近よく使っている好きなハッシュタグ10選で締めました!
ここは稚拙だった表現「第一形態:監査法人で働くサラリーマン会計士」
プレゼンを終えてみて思ったのは、「第一形態:監査法人で働くサラリーマン会計士」の表現のイマイチさ。
監査法人で働いている人をまるで馬鹿にしているような感じで捉えられても仕方のない表現だな、と反省しています。
ここからは言い訳、どんな意図でこういう表現を用いたか、その真意を書かせてください。
僕は、2008年の会計士試験に合格し、2009年から正職員として監査法人で働き始めました。2015年に退職するまで6年間、主に会計監査業務に従事しました。
良き先輩後輩に囲まれ、恵まれた環境で順調に成長できていたと思います。
サッカー部出身!体育会系ということもあって(?)、2012年に体力的にハードで有名なチームに異動となりました。
何とか頑張りましたが、結果、こらえきれず、2014年の11月に体調を崩し、1ヶ月だけお休みを頂くことになりました。
長時間仕事をしていたことが原因でしたが、ひとえにこれは自分の力不足でした。
自分の力に自信がないから、それを隠しつつ、長時間仕事をすること、長時間仕事ができる人間であることで評価を得ようとしていました。
自分に力がないなら、積極的に学び、力を高めていけば良いのですが、「そんなことも知らないの?」「会計士なのにそんなこともできないの?」と言われるのが怖くて、自分に力がないとバレるのが怖くて、法人の中でも、外の世界でも学ぶということを避けてきました。
そして、いざ体力的限界を迎えると、自分の非力を棚に上げ、「環境が悪い」「上司が悪い」「法人が悪い」と、自分以外に原因を求め、結果、それを理由に休むという、けっこうなクズっぷりだったと思います。
そういう、クズな自分を揶揄して「第一形態」という表現を使いました。
でも、そんな経緯を知らない監査法人の会計士が見たら、「は?馬鹿にしてんの?おれはお前の5分の1か!?(怒)」と思ってもおかしくないスライドだと思います。僕がもし監査法人で働く身で、このスライドをパッと目にしたらそう思うだろうな、と後から気付きました。至らぬ限りです…
こんなことが伝わったら嬉しい
このままじゃダメだ。もっと主体性を持って生きていかないと、いずれ本当に力のなさが露呈して取り返しのつかないことになる。
そんなことを想って、復職後の2015年3月に監査法人を退職。
義理のお父さんの税理士事務所で勉強させてもらいながら(←ここも甘えた野郎なのですが…)、自分でも事業を立ち上げることにしました。
監査法人時代の反省を活かし、とにかく学び、とにかく活かすを心がけ、少しずつ少しずつ自分のレベルも高めてこれたと思います。甘えのあった自分が、自分に責任を持って生きられるようになってこれたと思います。クライアントさんに喜んでもらうことで自信もついてきました。
主語が自分自分ですが、今は、自分に自信がなければ、自分に力がなければ、クライアントさんに喜んでもらえることもないので、自分に矢印を向けるようにしています。
そして、直接のクライアントさんの役に立つことも喜びのひとつですが、若手会計士の皆さんに何かのきっかけを提供できる存在になることも自分の目標のひとつです。
「あの頃の自分」とまでは言いません。ちょっと自分の方向性がわからなくなっているような若手会計士の皆さんに、何かのきっかけを提供できるような存在でいたいです。
“方向性”というのは、監査法人を辞める辞めないとか、独立するしないとか、そういう形式的なことではないです。
ちょっと勇気がなくて、「自分で選んで自分で進む」ということができない悩ましい時期にいる人が、「自分で選んで自分で進む」ためのきっかけを提供できるような人間になれたらいいなと思ってます。
もしかしたら、誰かに直接的に影響を与えたい、とかではなく、自分が一生懸命取り組んでいる姿が、めぐりめぐって、悩んでいる遠い誰かの心の変化のきっかけになる、くらいがちょうどいいかもしれません。
結局自分自分ですが(笑)、でも、自分で自分を認められる存在であり続けることで、自分にNo,を出しすぎちゃって辟易しちゃっている人の力になれたら嬉しいな、と思って生きてます!
ということが伝わったら嬉しいです!